リハビリテーション科
特色
当院のリハビリテーション科は、現在7名の理学療法士と1名の言語聴覚士を擁し、医師の指示の下入院、外来リハビリテーション治療を展開しています。
入院部門
理学療法士は、全診療科からの指示を受けています。
四肢骨折や椎間板ヘルニア、又は四肢・脊柱の手術後の方に対しては、痛みを軽減する徒手治療や物理療法治療を行い、動作能力を回復させるため運動療法を行っています。
呼吸器疾患、糖尿病などの内部疾患をお持ちの方に対しては、症状を和らげ、回復を促進するよう運動理学療法や運動指導を行っています。
また、入院加療により体力が消耗し動作能力が低下している場合には、運動療法や日常生活動作能力の向上を目指した運動を行っています。
更に地域連携室や病棟スタッフと協力し、退院後の環境設定のお手伝いを行っています。
言語聴覚士は、疾患や高齢により誤嚥性肺炎を起こした方や、入院加療中に体力が消耗し、摂食機能が低下した方などに対して、摂食嚥下機能の改善に向けて評価・訓練を行っています。
また、脳血管疾患などによる失語症、構音障害などの言語聴覚障害、注意・遂行機能障害などの高次脳機能障害を抱える方に対して、検査・訓練を行っています。
さらに、退院後の環境設定や本人家族への指導も行い、退院後も継続的に快適な生活が送れるようにサポートを行っています。
外来部門
理学療法士は、全診療科からの指示を受けています。
整形外科疾患である腰部・頚部や四肢関節の痛みや骨折、手術後の入院からの継続治療などを主に行っています。
特に四肢関節への治療はもちろんですが、頸椎や胸椎、腰椎骨盤帯など、脊柱由来の機能障害への治療を積極的に行っています。
さらに整形疾患の方が多いこともあり、整形医師と連携を取りながら治療を行っています。
言語聴覚士は、耳鼻咽喉科と内科からの指示を受けております。
耳鼻咽喉科医・内科医の指示のもと、成人の嚥下評価・小児の言語発達障害、脳卒中後の言語障害や高次脳機能障害に対して、検査・評価・訓練・本人及び家族への指導とサポートを行っています。
特に耳鼻咽喉科医とは密接な連携を取りながら、希望と必要に応じて嚥下内視鏡検査(VE)、嚥下造影検査(VF)の検査を含む評価及び訓練を行っています。
- リハビリテーション科の理学療法士・言語聴覚士による治療は、医師の指示(医師が診察し、リハビリ治療が必要と判断した場合、処方されます)が必要です。ご不明な点があれば、リハビリテーション科職員にお声掛けください。
平日 | 午前8:30~11:30 午後13:30〜16:30 |
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土 | 午前8:30~11:30 |
休診:日・祝日・土曜午後
開院記念日(2024年11月25日)
年末年始(2024年12月30日~2025年1月3日)